直火厳禁!焚き火をする際は、焚き火台を使用しましょう。
これはキャンプ場でよく見る注意書きですね。
直火OKのキャンプ場も少なくなってきた今の時代は、キャンプにおいて焚き火台が必要なのは既知のマナーとして浸透しつつあります。
さらに最近では、焚き火台だけでなく、焚き火台の下に敷く「焚き火シート」が必要なのか?という話があります。
今回の記事では、焚き火シートの必要性、必要な理由、焚き火シートの選び方、おすすめの焚き火シートについてまとめていきます。
焚き火シートは必要なの?
結論から言います。
直火NGで焚き火台の仕様が必須となっているキャンプ場であれば、焚き火シートは必要です。
これは現代のキャンプのマナーであると言えます。
必要な理由はシンプルに、キャンプ場の芝・地面を守るためです。
焚き火台を使っていたとしても火の熱が地面に伝ったり、燃えた灰や火種が焚き火台から地面へこぼれ落ちることで、芝を傷めてしまう恐れがあります。
これを防止するために、直火NGのキャンプ場における焚き火シートの利用は必須です。
焚き火シートの選び方
主に下記を判断軸として選ぶことをおすすめします。
- 素材
- サイズ
- メーカー
- デザイン
素材
焚き火シートの素材は一般的に、
- カーボン繊維(耐炎繊維)
- ガラス繊維
- シリカ繊維
の3種類が主流です。
これらの素材の良い点、悪い点は下記です。
良い点 | 悪い点 | |
カーボン繊維 | 柔らかく、比較的軽量である | 耐熱温度が250℃程度までと低く、価格が高い |
ガラス繊維 | 耐熱温度が高く、比較的安価 | 材質が硬い |
シリカ繊維 | 耐熱温度が1100℃程でガラス繊維よりも高い | 材質が硬く、価格が高い |
まず、耐熱性についてですが、耐熱性には、
- 連続使用温度
- 瞬間耐火温度
の2つがあります。
焚き火シートは、ある程度長い時間、断続的に使用するケースが多いため、「連続使用温度」を重視して選びましょう。
基本的には、連続使用温度が500℃以上の焚き火シートを選べば安全とされているので、一つの目安にしてみると良いかもしれません。
また、素材は用途から選ぶこともできます。
例えば、カーボン繊維であれば、柔らかい分コンパクトにたためるので、荷物を少なくしたいキャンパー向けだし、荷物は多くて良いよというキャンパーには耐熱温度が高いガラス繊維やシリカ繊維がおすすめです。
個人的には、耐熱温度が高く、安価で購入可能なガラス繊維が汎用性高く、万人におすすめできる素材だと思います。
ガラス繊維やシリカ繊維に関しては、素材の特性上、手触りがチクチクするという実態もあります。
しかしながら、焚き火シートは敷いて利用するものなので、触れる際に多少気を払えば、あまり手触りは気にしなくて良い判断要素だと思っています。
サイズ
一般的には、自身の焚き火台の4倍以上のサイズが良いとされています。
大きい方が灰の後片付けもしやすいので、基本的には小さめのものより少し大きめを選ぶのが吉でしょう。
焚き火台は30cm〜50cm四方のものが多いので、一辺が1m程度のものであれば十分だと思います。
メーカー
お気に入りのメーカーというのも判断軸の一つです。
焚き火シートの利用が主流化し始めてから、各アウトドアメーカーが焚き火シートを開発・販売しています。
デザイン
やはり最後はデザイン・見た目が気にいるか、という点。
- 自身のキャンプギアの色味に合うか
- 正方形、長方形、六角形、八角形などどの形が焚き火台とマッチするか
など、キャンパーには、こだわりたいポイントがあるはずです。
カラーや形、質感もさまざまなので、お気に入りのデザインの焚き火シートを見つけてみましょう!
我が家が購入したのはコールマンのファイアープレイスシート
我が家では、このコールマンの焚き火シートを購入しました。
重量:330g
耐熱性:600℃
サイズ:80cm×80cm
素材:グラスファイバー(ガラス繊維)
使用している焚き火台が、ユニフレームのファイアグリル、サイズは43cm×43cmなので、約4倍のちょうど良いサイズ感です。
ファイアグリルの正方形型との相性も◎
一晩の使用でこれだけ汚れました。
焚き火シートを使用しなかった場合、この燃え滓が地面に落ちたままになってしまうということを考えると、使用するだけの価値があることを実感できますね..
初めて焚き火シートを利用しましたが、火種が落ちても燃えてしまうことなく、灰の後片付けも簡単でした。
使い込んでいい感じの焚き火シートに仕上がっていくと良いなと思います。
まとめ
本日は、近年のキャンプのニューマナー、焚き火シートの利用について記事にしました。
これからキャンプを始める方、まだ焚き火シートを持っていない方の参考になると幸いです。
他にもキャンプギアのレビュー記事を、正直にまとめて行っているので、よければ是非ご覧ください!
それでは〜!
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