キャンパーの皆さん、スウェーデントーチをご存知でしょうか?
前々から気になっていて、先日スウェーデントーチデビューしたので、記事にまとめようと思います。
今回の記事は、
- スウェーデントーチとは何?
- スウェーデントーチの使い方がわからない
- スウェーデントーチに火は消す必要あるの?
といった疑問を抱えている方向けの内容となっています。
スウェーデントーチとは?
垂直に立てた太めの木の幹に、切り込みを入れ、切り込み部分を燃やす焚き火の楽しみ方です。
1600年代にヨーロッパで誕生した手法で、現代の日本ではキャンプの際の嗜みとして楽しまれています。
暖を取るだけでなく、木の幹の天面が平らなため、上で調理をすることもできます。
太めの木の幹があれば楽しめるので、最近では切り出した原木を一定の長さに切って自作する方も多いようです。
今回購入したスウェーデントーチ
今回購入したスウェーデントーチは、こちら。
北欧伝統のかがり火 スウェーデントーチ ボルケーノLです。
このボルケーノシリーズはMサイズもSサイズもあるようです。
ボルケーノLは、直径17cm〜24cm、高さ25cmなので、それなりに大きいです。
燃焼時間は2〜4時間なので、一晩しっかり楽しむことができました。
スウェーデントーチの使い方
まず、必ず安定した場所で使用しましょう。
ただし、スウェーデントーチは、木を燃焼するという意味では、焚き火と同等の扱いです。
そのため、直火NGのキャンプ場では、地面に置いて利用することはNGです。
必ず大きめの焚き火台の上に置き、芝や地面を傷めないように気をつけましょう。
一般的には、木の幹の天面に十字の切り込みが入れられています。
この切り込み部分から空気を入れながら燃焼する仕組みなので、切り込み付近に着火剤をつけて燃焼を開始します。
着火後、火が安定するまでは着火剤の量などを調整しつつ鎮火しないように見守りましょう。
こちらはジェル状の着火剤をつけて燃焼を開始した時の状態です。
よく見ると、側面まで天面から深い切れ込みが入っていることがわりますね。
火が安定すると、このような形で中央から燃焼していきます。
さらに燃焼が進んだ状態。火がかなり高くなっています。
調理をするには強すぎるくらいの火力…!
側面の切れ込みから漏れる炎で、下の方まで燃焼が広がっていることがわかります。
このくらい燃焼すると、火力のピークですね。
スウェーデントーチを複数人で囲んで、談笑しながらマシュマロやチョコレートなどを熱するのも趣があります。
これぞ、一味違ったおしゃれ焚き火入門!
スウェーデントーチの消し方
ある程度木が燃焼して火が落ち着いてきたら、消化しましょう。
水をかけて鎮火しても良いですが、水をかけると中途半端に焦げた木材が残ってしまいます。
そのため、燃焼してしまって木の部分がバラバラになったら、そのままそれらの木が完全燃焼するまで焚き火台の上で焚き火を楽しむのが良いです。
ここまで燃焼したら、あとは徐々に木がばらけていきます。
内側が熱されて、断崖絶壁に見える感じも見入ってしまいますね…!
木がばらけたら、このように焚き火台でその木材を使って焚き火や調理をすると、最後までスウェーデントーチを楽しめます。
スウェーデントーチを実際に使ってみた感想
感想を一言で表すと、
贅沢で優雅な焚き火だな
と思いました。笑
通常の焚き火でも楽しいは楽しいのですが、スウェーデントーチが一つあるだけで全く違った雰囲気を楽しむことができます。
特に複数人で行くキャンプでは、物珍しさもあり、みんなで囲んで暖を取れて、写真映えもするので、人気者になれます。笑
冬キャンプはより風情が感じられるような気がします。
気になる方は、是非一度お試しください!
それでは〜!
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