今回の記事で紹介するのは、我が家が愛用する2ルームテント『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』です。
2021年5月に購入し、1年半ほど使用してみたので、自己満ですが商品をレビューしようと思います。(遅い笑)
今回は、
- 2ルームテントの購入を検討されている方
- 中でも『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』の購入を検討されている方
に向けた記事となります。参考に慣れば嬉しいです。
そもそも「2ルームテント」って?
2ルームテントとは、寝室とリビングの2つのエリアを備えたテントのこと。ドーム型テントを2つ連結した形のモノから、トンネル型をベースにしたモノなど、さまざまな製品がラインナップされています。
1つ設営すれば就寝場所から食事をするエリアまで、アウトドアで過ごすために必要なスペースを確保できるのが特徴。使い勝手がよく、ファミリーをはじめキャンプ初心者の方にも人気です。
引用元:SAKIDORI|【2022年版】2ルームテントのおすすめ22選。キャンプを快適に楽しもう
リビング側と寝室側に分かれていることで、贅沢に空間を利用できるため、2人以上がテント泊するカップルキャンプやファミリーキャンプなどを中心に人気の型です。
たとえば、子どもが疲れて一休みする時は寝室側、家族みんなで食事や焚き火をするならリビング側、の様な使い分けができます。
ファミリーに限らず、寝室でダラダラしたい派とリビングでわいわいしたい派に分かれることもできますね。
また、大体の2ルームテントは、リビングの正面・側面を開放できるので、夏はリビングを通気性良くするも良し、冬は全閉めで中で個室の様に暖を取るも良し、汎用性が高いテントとして知られています。
『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』の商品スペック
商品スペックをまとめました。
- インナーサイズ:約300 x 250 x 175(h)cm
- 本体サイズ:約560 x 340 x 215(h)cm
- 収納サイズ:約φ32 x 74cm
- 重量:約17kg
- 耐水圧:約2,000mm(フロア:約2,000mm)
- 定員:4~5人用
- 材質:フライ/75Dポリエステルタフタ、インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルオックスフォード、ポール/アルミ合金/スチール
『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』に決めた理由
数ある2ルームテントの中からこの「コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX」を購入した理由はシンプルで、
- 価格が安かったこと
- ベージュカラーが気に入ったこと
- 後述するメリットを購入前に感じられたこと
です。
価格が安い
2021年5月当時の購入価格は、約¥70,000程度。
2022/12/31現在はAmazonでも、¥52,000程に値下がりしています。
当時7万円でもこの手の2ルームテントは安いと感じて購入しているので、先に書いておくならば、5万円台でこのテントはコスパが抜群に高いです。
しかもこのMDX、キャノピーポール(全室の正面・側面をひさしとして扱う際に使用するポール)が初期セットに付属しています。
キャノピーポールは別売りとされている2ルームテントが多いため、込みでこの金額は圧倒的安さだと感じました。
ベージュカラー
MDXはリニューアルモデルが発売される年があり、こちらを購入した2021年は、2021年モデルとして、このベージュカラーが発売された年でした。
類似製品で遮光性等のスペックが少し高い『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX+』などもあるのですが、このベージュカラーが気に入り、ビビっときたので購入しました。
『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』のメリット
他の2ルームテントを使用していないので、相対的な観点での評価はできていません。
あくまでMDXだけを使用した場合の絶対的な感想ですので悪しからず。
店舗や展示場で他の2ルームテントもいくつか触ってみたので、その時の感覚は多少影響しているかもしれません。
設営が簡単|2ルームエントリーモデルとして優秀!
慣れれば15分程で設営できる様になります。
アルペンアウトドアーズの店舗で購入する際に、一度スタッフの方と一緒に設営してみました。
スタッフの方はさすが設営慣れしていて、その時は「初めてでもこんなに簡単に設営できるの?」という感覚でした。
実際に購入した後、初めて自分達で設営した時は、ペグ打ち前までの状態に立ち上げるのに、大人2人で35分程度かかりました。
当たり前ですが、店舗でスタッフと一緒にやった時の様にはうまくいきませんでした…
ただ、2回目以降の設営は徐々に慣れていき、今では大人2人いれば大体15分程で設営できます。
コツを掴めば大人1人でも設営可能です。設営時間も大体20分〜25分くらい。
キャンプ初心者でもわかりやすい構造になっているので、2ルームテントのエントリーモデルとしてはかなり評価が高いと思います。
空間が広い|リビングの高さと面積が快適!
店舗や展示場に設営されている、他の2ルームテントと比べると、比較的居住空間が広い様に感じました。
特にMDXの強みだと感じたのはリビングの高さで、約190〜200cm程度あるため、ある程度身長がある男性でも高さがあまり気にならないです。
リビングの高さが低いと、常に少し屈んだ状態で動かないといけなかったり、積み重なると不便なことが多いので、リビングが高いのは嬉しいポイントですね。
また、リビング面積も広く、大人4人がチェアに座りテーブルを囲んでもスペースに余りが出ます。
リビングが広いと、リビングの使い方の選択肢が広がるので、MDXの利点だと思います。
キャノピーの汎用性が高い|ポールとガイロープを使って自由に!
MDXでは、リビングの正面と側面部分がキャノピーとなっており、日除けに利用できます。(この特徴を持つ2ルームテントは多いです)
MDXは前述した通り、キャノピーポールが初期から付属していて、このキャノピーポールの立て方とガイロープの伸ばし方を調整できれば、リビング内をいつでも日陰にできます。
これにより暑い夏でも、リビング内で快適に過ごすことができます。
『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』のデメリット
寝室にスカートがついていない|冬キャンプは寒さ対策必須!
寝室部分はスカートが付いていない分、遮熱性に欠けるため、冬は特に寒いです。
もしMDXを冬に使用したい場合は、寒さ対策をしないと冬キャンプは乗り切れないので、気をつけましょう。
冬キャンプに関しては、こちらの記事にもまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください。
重量がある|持ち運びやすさは△かも!?
2ルームテントの扱いやすい重量は10kg〜13kgと言われていて、MDXは17kgなので、少しオーバーしています。
テントの持ち運びやすさを重視する方は、この点を許容する必要があるかもしれません。
個人的には、30kgを超える2ルームテントもあるので、それと比較すると17kgはそこまで重くないと感じています。
また、突風が吹いた時のことを考えると、多少骨がしっかりしているテントの方が安全で安心するので、特にデメリットとしては感じていません。
[おまけ] 『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』におすすめのグランドシート
『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』はグランドシートが別売りです。
純正のインナーマット付きのグランドシート(テントシートセット)も売っているのですが、やはり少しお高め..。
しかも寝室部分の床面積が約300 x 250 cmであるのに対し、上記のテントシートセットもジャストサイズではないです。
インナーマットは約295×295cm、グランドシートは約280×280cmです。
我が家では、できるだけ金額を抑えようと、床面積に合わせてこちらのSPITZE FORGEのグランドシートを購入してみました。
XLサイズであれば、280cm×220cmなので、少し小さめですが、実際に使用してみて寝室部分から変にはみ出すこともなく困りごとは何もありませんでした。
まとめ
今回は『コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX』の購入の決め手、メリット、デメリットを紹介する商品レビューでした。
繰り返しになりますが、コスパは抜群に良いので、2ルームテントのエントリーモデルとしては、超おすすめです!
2022年は「MDX」の類似製品「MDX+」が進化して、『コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+』が発売している様なので、こちらも要チェックです!
今回の記事が、少しでも購入を検討されている方の参考に慣れば嬉しいです。
それでは!
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