先日、初めて冬キャンプに行ってきました!
極寒の中でのキャンプもやってみたいと思っていたので挑戦したのですが、結構持ち物に悩みました。
悩んだ結果持って行ったもの、実際に行ってみた感想を今回の記事ではまとめました。
今回の記事では、
- 冬キャンプしたことないけど挑戦してみたい方
- ストーブ持ってないけど大丈夫なのか不安な方
- 冬キャンプに必要なものがわからない方
の参考になると嬉しいです。
初めての冬キャンプは、1月の最低気温が0度を下回る日でした
まず、宿泊したキャンプ地と気候です。
今回行ったのは、神奈川県のPICAさがみ湖のオートキャンプサイト(電源あり)です。
当日(2021年1月時点)の気候は、下記でした。
- 天気:晴れ
- 最高気温:9度
- 最低気温:-1度
冬キャンプを乗り越えるため、今回持って行ったもの(暖房器具など)
今回、寒さ対策として持参した暖房器具などをまとめました。
- 電気毛布
- ヒーターアタッチメント(ガス缶につけて空気を温めるギア)
- Ohuhuのシュラフ(快適温度0℃~10℃、最低使用温度-5℃)
- たくさんの毛布
- 重ね着できる予備の洋服
- 一酸化炭素チェッカー
これらのアイテムだけで、なんとか今回の冬キャンプは乗り越えることができました。
この記事の後半で詳細に
ただし、満足に暖が取れたかと言われると、決してそんなことはなく、就寝中足元が寒かったり、夜のテント内の温度調整が難しかったりしました。
なので、結論としては、
今回と同等の気候条件であれば、上記のアイテムでテント泊できるが、もう少し暖房器具を強化できた方がより良い
となります。
以降、アイテム別の持参理由やメリット・デメリットなど、詳細を説明していきます。
冬キャンプに薪ストーブや電気ヒーターは必要?なくても大丈夫?
一般的に、冬キャンプの場合は、薪ストーブや電気ヒーターなど、暖房の主戦力となるギアを持っていく場合が多いです。
これらのメインとなる暖房器具が必要か否かという話ですが、結論、
- 薪ストーブや電気ヒーターはなくても冬キャンプはできる
- ただし0度を下回ると流石に寒いので念の為あると良い
と感じました。
冬キャンプは、準備不足や判断ミスによって、命の危険もあるアウトドアイベントです。
そのため、空気を温めやすい暖房器具はできるだけあった方が良いです。
薪ストーブや電気ヒーターを既に所持していて、持ち運びに困らない方は持って行きましょう。
ただ、荷物をできるだけ少なく抑えたいキャンパー(ソロキャンパーやバイカー、車の積載量に限界があるキャンパーなど)は、運ぶのも大変で、家で保管するのも邪魔になる薪ストーブや電気ヒーターはできれば購入したくないですよね。
私もできるだけキャンプ用品の収納はコンパクトに抑えたいので、できるだけ小さいギアで、且つ自宅に既にある追加購入不要の毛布などの暖房器具を多めに持っていきました。
冬キャンプの必需品1|ヒーターアタッチメント
初めての冬キャンプのために、新規購入した暖房器具の一つです。
ガスヒーターであれば、これ以外にも大きいサイズのものがいくつかありますが、できるだけ荷物を減らしたかった私は、このサイズのヒーターにしました。
ガス缶につけて、ガスの燃焼で周囲を温めるギアです。
このヒーターのサイズは、直径:約12cm 高さ:14.7cm、重量:約375g。
周囲を暖められる範囲は、広くても半径1.2m程度の感覚でした。
そのため、たとえば2ルームテントのリビング側全体を温められるかと言われると不十分ですが、暖房器具が何もないテント内と、これがあるテント内では、明らかに後者の方が暖かいです。
安価で、その価格相応以上には実用性もあったので、評価としては合格点でした。
この手のヒーターは、就寝時は危ないので消してシュラフに入りましょう。
冬キャンプの必需品2|電気毛布
電気毛布は、就寝時に大活躍したアイテムでした。
そもそも冬キャンプの場合、夜中は地面が冷え込み、体温が奪われてしまい寒いため、地面に寝ることはあまり推奨されていません。
なので、冬キャンプでは、コットの上に寝て、地面と体の距離を離す方が良いとされています。
今回私は3人で冬キャンプに行ったのですが、そもそも人数分のコットがなかったので、なるべく安く大人数を温められる手段がないか模索しました。
結果、この電気毛布にたどり着きました。
就寝中は地面から体温が奪われるので、毛布として体の上にかけるのではなく、敷布団的に毛布の上に寝る形で使用しました。
シュラフは、Ohuhuの快適温度0℃~10℃、最低使用温度-5℃のものを使用していたため、氷点下に入るとなかなか耐えられない寒さになります。
このシュラフの暖房性を強化するために、この電気毛布を使用しました。
Ohuhuのシュラフの詳細はこちらの記事をご覧ください。
この電気毛布は、サイズも複数商品展開されており、大きいサイズであれば複数人が温まれる程度の広さがあります。
また、就寝時ではなく、椅子に座っている時の膝掛けとして使用することもできます。
上記の理由から、今回の冬キャンプでは、かなり重宝したアイテムでした。
ただ、電気毛布は電源がないと使用できないので、電源ありのサイトに泊まるか、ポータブル電源を持っていく必要がある点だけ、気をつけなければいけないポイントです。
冬キャンプの必需品3|たくさんの毛布と洋服
こちらは力技ですね笑
余計に持っていくと荷物が嵩張るので、できるだけ減らしたいものの、初めての冬キャンプで不安もあったので、大事を取って持っていきました。
洋服はメインで持って行ったアウターだけあれば十分でしたが、毛布は就寝時に周囲の気温に合わせて、重ねたり剥がしたり調整できるので重宝しました。
冬キャンプの必需品4|一酸化炭素チェッカー
冬キャンプで暖房器具を使用する場合は必須のアイテムです。
どの一酸化炭素チェッカーでも良いのですが、テント内で暖を取る以上、一酸化炭素中毒のリスクはあるため、必ずテントの上などに吊るし危険を察知できるようにしておきましょう。
自分の命を守るためには絶対に必要なアイテムです。
あった方がよかったと思ったもの
今回の気温(最低-1度、最高9度)であれば、ギリギリ困ることはありませんでしたが、強いて言うなれば、
- もう一段大きいサイズのガスヒーター(ヒーターアタッチメントより一段大きいサイズ)
- 防災用アルミ保温シート
があると良いなと思いました。
ヒーターアタッチメントより大きいサイズのガスヒーター
大きいサイズのガスヒーターは、このくらいのサイズのもの。
ヒーターアタッチメント同様に電気不要で、より強い暖房性があり、且つ薪ストーブや大きめの電気ヒーターほどは嵩張らないのであれば、こっちの方がより快適には過ごせるかなと。
防災用アルミ保温シート
防災用アルミ保温シートは、保温性を高めて毛布の数を減らめに。また緊急用で。
もしかしたら活躍の場はないかもしれないですが、冬キャンプで予期せぬ気温の低下などがあった場合に備えて1枚入れておくと良いと思います。
冬キャンプの準備・心構え
下記3点を心構えとして、考えながら準備しました。
- 当日の天気、最低気温をチェックし、無理をしない
- 同じ時期でキャンプをしたことがある人の情報を参考にする
- 冬キャンプを甘くみない
万全の準備を整えて、身を危険に晒さない様に、もし無理そうだなと思ったらその日のキャンプは断念する勇気も持ちましょう。
まとめ
今回は、始めて冬キャンプに行ってみて、持って行ったアイテム、あった方がよかったアイテム、心構えをご紹介しました。
前述した通り、薪ストーブや電気ヒーターは持って行けるなら断然あった方が良いです。
重ね重ねになりますが、冬キャンプは命に関わることがあるため、甘くみないようにしつつ、冬キャンプでしか味わえない楽しさもあるので、事前にしっかり備えて楽しみましょう!
これから冬キャンプにチャレンジしようと思っている方の参考になれば幸いです。
それでは!
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